周囲の協力

笑顔の看護師

正しい知識を得る

身体表現性障害は、本人の努力だけで治すのは非常に難しく、家族などの身近な人間の協力が必要です。また、風邪や怪我のようにすぐに回復へ向かって行く訳ではありません。その為、周囲の人間は長い期間を掛けて治療していくという事を理解しておかなければいけません。また、心の病気には、沢山の種類がある為、混同されがちですがそれぞれの病気に対して正しい知識を身につけ患者のことを理解してあげることが大切です。身体表現性障害にも同じことが言えるので、まずはどんな病気なのか、ということを知ることから始めましょう。正しい知識を身に着けていない場合、良かれと思ってやっている事が逆効果になる事もありますので、注意が必要です。

治療の進め方

心の病気を患っている方は、自分が心の病気だと思っていないケースが非常に多いので、自ら心の病院へ足を運ばない傾向にあります。特に身体表現性障害は自覚症状もありますので、その傾向が強いようです。その為、周囲の人間が先に異変を感じる事があるのですが、いきなり心の病院をすすめても拒絶されてしまう可能性がありますので、内科・外科などの先生から心の病院を薦めてもらうという方法がおすすめです。それでも拒絶されてしまう場合、先に病院の先生に症状を説明し助言してもらうのも一つの方法です。しかし、最終的には病院で受診してもらうのが理想です。諦めずに根気よく病院を薦めてみましょう。

焦らずゆっくりと

身体表現性障害に限らず心の病は、回復と悪化を往復しながら回復へと向かっていきます。その為、回復したからといって油断してはいけません。また、悪化してしまった時にも残念がる様子を見せてはいけません。身体表現性障害で一番苦しんでいるのはあくまでも本人なので、周囲の人間も急がず諦めずに、患者を支えてあげるという心構えを持ちましょう。

ストレスを解消する

身体表現性障害に苦しんでいる患者さんが辛いのは当然のことですが、それを支えている人への負担も大変なものがあります。その為、周囲の人間が気を使いすぎるあまり、両方が倒れてしまうというケースも珍しくはありません。患者を支える人間は、気を使い過ぎない事が大切です。スタンスとしては、普段はいつもどおりに接しながら、助ける必要だと思った時に手を差し伸べるという感じでいいと思います。常に患者に目をかけておかなければならないという訳ではないのです。